デジタル化データの保存先はどこがいいか

トップページで「カセットテープをデジタル化する方法」について解説させていただきました。
ご自分なりのデジタル化方法が見つかったのではないかと思います。次に出てくる疑問が「その音源どのように管理するか?」です。方法は主に

1:パソコンのHDDに保存しておく
2:USBメモリー・SDカードに保存する
3:CDに書き込む
があります。
1:パソコンのHDDに保存しておく

お金がかからないシンプルな方法です。しかし、パソコンは5~8年程度で寿命がきてしまうため、せっかくのデジタル化音源をここに保存しっぱなしというのは推奨できません。

2:USBメモリー・SDカードに保存する

USBメモリー・SDカードは近年流行のお手軽な保存メディアです。SDカードにつきましては使用する際に「SDカードリーダー」という機器が必要になるため、汎用性は若干劣ります。しかし特にUSBメモリーにつきましては、USB端子のあるパソコンであれば機器不要でどれでも使用できるため、汎用性に長けています。

しかし利点ばかりではありません。USBメモリーはフロッピーディスク等と同じで5年前後で寿命を迎えてしまいます。そのため、保存しておいた音源を久々に聴いてみるか~と思うと、データが消えていたなんて事が起こりかねません。

3:CDに書き込む

1990年代から存在する王道です。CDは高密度レーザーで精密に書き込みを行うため、ちゃんとやればかなり寿命は長く、数十年といった長期寿命が期待できます。具体的なCDへの書き込み方法、CDの選び方については別のページで解説するものといたします。